フルーツ漬け
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以前勤めていた時に仲良しだった音楽の先生が 神戸六甲駅の近くの教室までケーキ作りを習いに行っておられました。
その後、結婚が決まった彼女は 引き出物に添えるケーキを手作りにしようと、何十個と焼くブランデー・ケーキ作りのお手伝いに私もその教室へお邪魔させてもらった事があるなあ、と懐かしく思い出します。
その彼女に教えてもらったいろいろなレシピ。
古い雑誌に載っていたケーキのレシピをもとに 全くの自己流で作っている私にはとても貴重なレシピです。
その中で秋も深まる頃になると作るのが この[フルーツ漬け]です。
レーズンと生のりんごを中心にオレンジピールやアンジェリカ等のドライフルーツを刻んで、グラニュー糖とラム酒で浸け、一週間毎日混ぜます。
清潔な容器で漬けておけば、それこそ何年ももつ、というスグレ物です。
熟成したものはスコッチなダークフルーツケーキにぴったり。
私はその他にパンプディングに混ぜこんだり、いろいろ楽しみます。
特に作りたいのは 昔、神戸岡本にあったレトロな小さな小さなケーキ屋さん。
通りに面した店先に昔風のガラスケースが二つ、その奥でご年配のご主人がこれまた年季の入ったオーブンでケーキを焼かれ、店頭に立つのはその奥様。
壁にはぺたぺたお孫さんの絵。
なんとも昔懐かしい、良い感じのお店で、洒落たケーキの激戦区の岡本でも、必ずそこへ行ってケーキを求めたものです。
そのガラスケースにいつも並んでいた白い丸いケーキ。
素朴なスポンジ生地を白いバタークリームで包み、上にちょっとだけ黒っぽいフルーツ漬けが乗せてある。ただそれだけ。
ところがそれがなんとも昔懐かしい優しい味なのです。
(齢をとりましたので閉店します)
という趣旨の貼り紙が何年か前に貼ってあって 今では新しい店に変わっています。でもそのケーキは忘れられず、又作ってみようと思います。

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| 2008.11.30 Sunday 12:03 | - | - | -
発見!
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ゆう風舎のクリスマスももうすぐひと月になりますツリー
“アルザスのクリスマス”のテーマのもとこのひと月の間にポップアップ絵本やアドベントカレンダーの展示など様々な楽しい催しも開催されています。
それだけではなく、ショップもカフェも絵本図書館も毎日何かしら変化があり間違い探しのようにその変化を見つけるのはスタッフみんなの日課になっています。
この日課が、クリスマスに限らず一年中毎日のことなのはこのブログでご紹介済みですよね。
今日も扉を開けるとすぐ私の鋭い鼻が「おっ揺れるハート」と反応し、パン・デピスのありかはすぐ発見!
パン・デピスのディスプレイにうっとりしながらも絵本図書館をウロウロしていると、扉近くのコーナーに置いてある小さな小さなサンタさんと目が合いました。
まつぼっくりより小さなサンタさんが「僕はここだよー!」と言っているようで、思わずパチリカメラ
高原(男)にたずねると、「あのサンタ、ちょっといいやろー!他にも何体かドールハウスにいるよー!」と見せてくれました。
こんな風に毎日何かしら考えてそれを毎日行うことは、言葉で言うのは簡単ですが実行するとなると…
これもお客様に何度来ていただいても楽しんでいただけるように・・・という高原(男)流“おもてなし”なんだなぁ〜と、毎日の日課をしながら思うのです。
そして毎回(毎日)すごいなぁ〜と、スタッフながら思わずにはいられません。
どうか皆さんもご来店いただいた際には「あっ!前と違う!」を楽しんでみて下さいね。そして、タイミングがよければ、スタッフに伝えてみてください。
もしかしたら気付いてない時もあるかもしれません…見る
スタッフO

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| 2008.11.29 Saturday 22:12 | ゆう風舎の毎日 | - | -
パン・デビス?3
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先日からブログにお目見えした、ゆう風舎のパン・デビス。今朝から絵本図書室にディスプレイされています。
なんとも言えない甘い香りが漂う図書室です。
本物のパン・デビスはもっとスパイシーなパンブレッドだそうで、こんなに甘い香りはしないのかも。
甘い甘いオーナメントを見上げると、図書室の天窓から陽が射し込み、何とも言えず心が澄みきっていくような感覚に満たされていきます。

午後開館の図書室の受付での店番は、天窓からの陽がちょうど差し込み、まるで、そこだけ春のひだまりの中で仕事しているような贅沢な場所となります。晴れた日の午後限定ですが…(^^;)

今日は岡山の方からタウン情報誌の取材に来られていました。紹介されるのはお正月明けだそうで、クリスマス真っ最中のゆう風舎のどの辺を紹介されるのかしら???
あー、この甘い甘いパンデビスをぜひぜひ今、みなさんに紹介してほしいのになぁ〜(*^_^*)

スタッフM

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| 2008.11.28 Friday 23:25 | ゆう風舎のディスプレイ | - | -
パン・デピス2
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日曜日、高原(女)がせっせと焼いていたパン・デピス。
今日はアイシングやチョコで飾られてとってもかわいらしくなっていました。
早速、高原(女)はスタッフNyaに『リボンをつけて飾れるようにしてね!』と伝えて別室へ・・・。
スタッフNyaは『かわい〜!!おいしそう〜!!』とルンルンでリボンをパン・デピスに通そうとしていましたが、日曜日のブログではあんなに大きな丸い穴も焼くと少し小さくなったようで、『あれ〜?リボンが通らないギザギザ汗』と、何個か苦心しながら通していました。
でもとうとう最後の一つで「パキ!」と割れてしまい、いいタイミングでやってきた高原(女)に『すみませーん。』とスタッフNyaは申し訳なさそう・・・その横で私は内心「やった〜!いただきま〜すラブ」と思っていました・・・悪いスタッフです。
私の思惑通り割れたひとつはみんなでいただいちゃいました。
何日も飾っておくのがもったいないくらい美味しかったです。

フランスのパン・デピスはそのまま訳すと「スパイス・パン」、クッキーに近いものやケーキみたいな物があるそうで、アルザスのクリスマス市にはパン・デピス専門の屋台もあるとか・・・
様々な香辛料を使って作るそうですが、ゆう風舎のシンプルなかわいらしいパン・デピスもフランスのものに負けないくらい素敵な仕上がりるんるんです。
もうすぐどこかに飾られますが、見つけてもくれぐれも食べないで下さいねイヒヒ
スタッフO

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| 2008.11.27 Thursday 22:08 | ゆう風舎について | - | -
日常を離れる?
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先日、東京まで[大琳派展]に行かれた人は暇があれば、自分の好きな(良い物)を観に、聴きに、どこへでも行かれます。
3人の子も育て上げ、家事も完璧にこなされ、地域の用事にも骨を惜しまず、又、病気も乗り越え、とゆう彼女ならではの楽しみ方です。
最近、長年ゆう風舎に通って来て下さる方の中にも、病気と戦っておられる方、入院中の老親のために病院通いされている方が多いのです。
昨日もそんな方が
「ここは別世界やなあ。夢があるよなあ」
と笑顔を見せて下さいました。
私自身、2年前 倒れた実家の母のために京都や有馬の病院と往復していた日々、何より自分の仕事や ここで皆さんとワイワイ言っていた事が慰めになり励みになっていた事を思い出します。
今、大変な思いをしておられる方達に 何か役に立てる事はないか?と歯痒い気持ちがしますが、とりあえず、夢のある作品、品物を揃える事を頑張ろうと思うのです。

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| 2008.11.26 Wednesday 09:59 | - | - | -
ごっこ遊び♪
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昨日のよく晴れた日曜日。私はゆう風舎から車で10分程にある実家で、娘と懐かしい遊びをしました。ままごとです。 しかしながら使う包丁は本物で、野菜は畑からちぎってくるので新鮮☆です。 娘が、白菜、しいたけ、にらをザクギリに。 そして飾りには菊の花や紅葉を使うので高級料亭のような盛り付けです。さらに白菜を巻いて南天をさすなどして創作料理全開ですo(^-^)o
表情は真剣!!
そしてちゃんとテーブルやイスも娘が一人でセッティングしてパーティーの始まりです。想像力も全開です☆
この時は、父親も呼ばれて参加です(^_^) 『父ちゃん食べよっ』 と料理長に言われ、なんともいえない顔して竹の箸を動かしていました〜(~_~)
♪♪南天の赤い実を箸で必死にはさむ父、楽しい楽しい日曜日♪♪
自宅では、玄関を出るとアスファルト、駐車場と、ここまでのままごとは、なかなか出来ないけれど、友達と動物の人形でごっこ遊び(o^-')b

そうそう、クリスマス☆全開のゆう風舎ですが………喫茶室にあるドールハウスもツリー☆が飾られ、冬物語りが始まっています(゜▽゜)このドールハウス、高原(男&女)が手づくりしているものも、たくさんあるんですよ〜(^O^)/
ぜひ、じっく〜り見て楽しんで下さいね。

スタッフ☆Nya

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| 2008.11.24 Monday 21:36 | - | - | -
パン・デビス?
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いえいえ、ただの型押しクッキーです。
今年のテーマ[アルザス風のクリスマス]にこだわる彼のリクエストはアルザスのカテドラル(大聖堂)の前にたつマルシェ・ド・ノエルの屋台で売られるようなパン・デビス。
でもパン・デビスのレシピを見るとびっくり。
はちみつ、トリモリーヌ?!、アニス、スターアニス、カトルエピス(4種類の香辛料)、ライムの皮のすりおろし、オレンジの皮の…etc.
なんと大変なもの!
日持ちして、飾った後、食べるのを楽しみに…というお菓子だったのですね。
でも、申し訳ないけど、うちではオーナメントとして飾るだけ。
アイシングで飾るだけのクッキーでご勘弁を…。

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| 2008.11.23 Sunday 16:20 | - | - | -
ハジメマチテ…
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今日も確かに天気予報通り。
昨日、おとついに比べ、日差しが暖かい日中でした。
まだ11月、行楽シーズンの真っ最中ですものね、あまり寒くなっても困ります。
きっと京都では[錦秋]とやらで、大勢の老若男女が見事な紅葉の風景を楽しんでおられたのでしょうね。
最近はとんと、そんな機会に恵まれない私、
「子供の頃にいっぱい見たモン!」
とヒガミながら、仕事をこなしています。
でも、たぶん、こんな齢になった今なら、美しい紅葉を目の当たりにした感動は、また全然違うものなんだろうな、と思います。
今日も、東京の国立博物館で催されている[大琳派展]を見に行ってこられた知人から分厚い作品集を見せていただいたのですが、そこに広がる尾形光琳達の絵や工芸品。昔から美術の教科書等で何度も見ているものなのに、今さらながらにその斬新な構図、モチーフの切り口等、感心する事、する事…。
日本文化の持つお洒落さに改めてびっくりでした。
恥ずかしながら、(何かのデザイン…)に苦しんでいる昨今の私には「ウ〜ン」と唸らされる事、しきりです。
(何か…)はまた新年にお知らせできそうです。
ところでそれと同時に取り組んできた雑誌の依頼の[babyへのプレゼント]物のアイテム。
ラスト2だったベアのぬいぐるみ、完成しました。
シャギーの布は針目が見えにくく、四苦八苦しました。
さあ、ラスト1のスタイを作ったら完成!
来年2月発売の[パッチワーク通信]の春号でお目見えします。楽しみにしていて下さいね(^-^)

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| 2008.11.22 Saturday 19:35 | - | - | -
お日様がしずんだ後は…
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ここ数日急に寒い日が続いていますね。
スタッフMの住む街では風にのって雪もヒラヒラ舞ったとか…ゆき
「寒さには強いぞ!!」を自負する私もこの急な冬の訪れには体がついていかず今日は1日「寒いよー!」を連発していました。
寒さの到来と同様に日々日没の時間も早くなり閉店時にはずいぶん薄暗くなってきました。
ここで、寒い中にもゆう風舎を楽しむ方法をおひとつ…
それは、ライトアップされたショーウインドーです。
夕暮れ時のシーンと冷たい空気の中、風にゆられてカサカサザワザワ木々や植物達のBGMをバックに暖かい光に照らされたショーウインドーは昼間とはまた別の顔。
寒さにガチガチの身体をホーッと和らげてくれる魔法があるようで、はじめは遠くから何気なく見ていても、必ず毎回近くに行って見入ってしまいます見る
今は絵本図書館で開催されているクリスマスのポップアップ絵本展(月・火・木・金・土曜日 PM1:00〜4:00)にちなんで仕掛け絵本やサンタさんなど楽しいディスプレイになっています。
ここも絵本図書館やショップ同様、少しづつディスプレイに変化があるのでいつ見ても何か新しい発見がありつい目が行ってしまうポイントのひとつです。
ショーウインドーの造りを少し知っている私達スタッフは「どうやってあの場所にあれを置いたの〜?」と、思う程いつも素敵にそして繊細に飾られています。
やっぱりこれも高原(男)のなせる技です!
皆さんも、もしお時間が合えばちょっと日が暮れたゆう風舎で、ライトアップされたショーウインドーに目も心もあたたかーくしてもらって下さいねポッ
スタッフO

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| 2008.11.21 Friday 22:07 | ゆう風舎のディスプレイ | - | -
クリスマスツリー☆
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今日も『寒なったな〜』がぽろぽろ出る一日に。。。窓から日差しがキレイに入る絵本館には、お一人でお茶しつつゆっくり静かに絵本を読まれるお客さまが。雰囲気よかったです(^_^)
その絵本館の奥に、クリスマスツリー☆にまつわる絵本が集まっています。
“クリスマスツリー、モミの木”になんの疑問も持ったことがなかった私……(^^ゞ 『へぇ〜』がぽろぽろでました!

☆☆☆クリスマスツリーの習慣は、1509年フランスの東部、ドイツと国境を接する アルザスのセレスタで始まりました。
その頃はモミの木の先端に砂糖菓子が飾られ、赤いりんごが吊り下げられました。
そのツリーは庁舎の広場に立てられ、1605年頃には家の中にもたてられるようになります。
そしてその習慣は旅人によって、フランスの他の地方やドイツにも伝えられました。。。
ヨーロッパの冬の厳しさの中、葉を失わないモミの木などの常緑樹は永遠の命の象徴とされ、尊ばれていたようです☆☆☆

クリスマスの由来と同様、クリスマスツリーの由来にもいろいろな説があるようです(^-^)
クリスマスツリーの紹介の場所には『モミの木』にまつわる絵本や、『アルザスのクリスマス市』も紹介しています。コーナーごとにわかりやすく紹介しているので、さらに世界を広げていけると思います(^_-)-☆
絵本のこと、何を聞いても自然にぽろぽろ話す高原(男)の世界は計り知れませぬぅ〜(ノ゜O゜)ノ

スタッフ☆Nya

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| 2008.11.20 Thursday 20:10 | - | - | -
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